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高知競馬情報局 inおーぷん競馬板

893名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:05:00 ID:tfl
2018年1月28日 ベラトリックス特別 1400m 天気:曇 馬場:重

2011年に4つの牝馬限定による特別競走からなる“グランディールレディスシリーズ”が始まり、2018年で8回目の開催を迎えるこのシリーズ競走、
正確にはこのベラトリックス特別はまだ2017年度での開催なのだが、便宜上2018年を1年の区切りとしてここからシリーズの激戦を振り返っていくことにする
オリオン座を構成するγ(ガンマ)星、これが“ベラトリックス”であり、意味はラテン語で「女戦士」 砂を蹴り上げ覇を競う牝馬たちを表すには、実に言い得て妙なレース名である
今年のレースの中心に推されたのはディアマルコだった 昨年の同競走では2着を5馬身突き放す圧勝劇を披露、高知競馬所属牝馬の大将として、どんな競馬を見せるかに注目が集まった
また鞍上の佐原秀泰騎手も自身の地方競馬通算1000勝がかかった舞台、意気込みも強かったことだろう 悲願のGRANDAME-JAPAN総合優勝へ、陣営は今年のスタートダッシュを決めに来ていた

対抗格にはカラオケスナックが挙がった ここ最近で頭角を現し始めた新進気鋭の5歳牝馬で、走りや上がりタイムに圧倒的な力は感じられないが、B組選抜勝利などの実績が評価されていた

その他、“グランディールレディスシリーズキラー”エルパンドールや昨年のクラシック戦線でフリビオンと激戦を繰り広げたバーントシェンナ、
昨年のGRANDAME-JAPANにも挑戦し金沢・読売レディス杯3着の実績を残したヤマニンミネルバ、高い先行力を持つヨアソビ、赤岡修次騎手が鞍上のハルノフェスタも虎視眈々と一発を狙った


レースのスタート、やはりバーントシェンナが好スタートを切るも最内からカラオケスナックが制して先頭に立つ、そこにヨアソビやヤマニンミネルバにディアマルコが続いて先団を形成、
エルパンドールは中団で脚を溜める態勢を取り、ハルノフェスタはさらに後ろで一気を狙うポジションにつけて1コーナーから2コーナーへ、ここで早くも馬群が縦長になっていく
それもそのはず、1000m23秒9という速いペースが記録されたため、先行馬は仕方なくついていくもペースを見切った馬たちは遅れて中団から、或いは離れて後方からの競馬を取ったのである
縦長の馬群が3コーナーへ向かう、やはりここで逃げ馬カラオケスナックが後続に捕まった だが追撃するバーントシェンナとヤマニンミネルバもこのハイペースで手応えを失い捉え切れない
その後ろからはディアマルコが鋭く捲っていく、しかしこちらは4コーナーでズルいところを見せる癖が出て前を交わし切れず、これで先団は横一線の競り合いに
ここで中団や後方で脚を溜めていた馬たちが牙をむいた、勝負所で大外からエルパンドールが大まくりを仕掛け先団に急接近、直線手前でディアマルコを交わして先頭に立っていく、
直線に入ってエルパンドールが抜け出しにかかり、内からは盛り返すディアマルコで2頭の叩き合い、しかしその大外から、ホワイトブルーの勝負服が猛追してきた ハルノフェスタである
ラスト100m、3頭の追い比べから勝負所で脚を使っていたエルパンドールが後退、ディアマルコが先頭に立つもこちらは先行策を取っていたために手応えは良くなかった
ならば、後方にいたハルノフェスタが2頭を捉えられないはずはない 上がりの差はこの2頭に1.5秒から1.6秒差、赤岡修次騎手の手綱に導かれ、ハルノフェスタが先頭でゴール板を駆け抜けた
「うまくその(エルパンドールの)後ろで我慢できたので、最後の足になったと思います。」直線の叩き合いを赤岡修次騎手はこう振り返る
高知生え抜き第1世代はディアマルコだけではない、ハルノフェスタもいる 2016年の高知優駿でディアマルコに惜敗した雪辱を、1年半かけてこの大舞台で果たしたのだった

高知11R (準重賞)ベラトリックス特別 4歳以上牝馬
1着 4 ハルノフェスタ 赤岡修次 1:31.7
2着 11 ディアマルコ 佐原秀泰 1.1/2
3着 9 エルパンドール 三村展久 1.1/2
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f01%2f28&k_raceNo=11&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180128&race=11
 
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894名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:12:00 ID:tfl
2018年4月21日 スピカ特別 1400m 天気:晴 馬場:稍重

ハルノフェスタの見事な大外一気で幕を閉じた2017年度のグランディールレディスシリーズ、それから3か月後、今度は2018年度のシリーズが幕を開ける
おとめ座を形成する星の中で最も明るい恒星であるおとめ座α(アルファ)星、これが“スピカ”という名前で、ギリシャ語で「穂先」という意味がある
今年のスピカ特別には凄いメンバーが集まった ネームバリューのある牝馬が全て集まり、まさしく“高知牝馬オールスター”の様相を呈していた
その中でも注目を集めたのがティアップリバティ、今年初戦に選んだ大高坂賞で実績ある一線級の牡馬相手に6馬身差圧勝、そこから間は空いたものの、ここでも勝利の期待が高まる
昨年の高知県知事賞でも果敢に先行して3着と健闘するなど、新進気鋭と表現するには勢いが強すぎる男勝りな驚愕の5歳牝馬として高評価を得ていた

対抗格に推されたのはディアマルコ、前走の黒船賞では中央勢が刻む圧倒的なペースを見切って自分の競馬を展開すると、上がりタイム2位タイの38秒3を記録したことも話題に上がる
枠順も絶好の大外10番ゲートを引いて勝利へ視界良好とも思われたが、馬体重は+9kg 6月には遠征予定の佐賀ヴィーナスカップも控えているだけに絶好調ではなさそうだった

その他、圧倒的な勢いと強さでC3組から一気にA組まで駆け上がったキシュウマイウェイ、春に向かって復調気配を見せてきた快速馬ヨアソビ、
2017年のミラク特別で1番人気に推されたこともある末脚馬ウインレナータ、フリビオンのかつてのライバル・バーントシェンナも逆転を狙ってゲートインを迎えた


レースのスタート、ここは有力馬2頭で明暗が分かれる形となった 大外から好スタートを決めて先団に取り付いたディアマルコに対しティアップリバティは勢い付かず控える形となる
前はやはり好スタートを切ったバーントシェンナが先手を取り、そこへ快速活かしてヨアソビが2番手接近と想定された通りの展開へ、
3番手にディアマルコがつけると、その内からティアップリバティが前を睨む形で4番手に控える ウインレナータやキシュウマイウェイは後方集団で脚を溜める競馬を選択した
1000mは24秒5、前の2頭が多少やり合ったことでやや速いペースにはなったがまだ許容範囲といったところ ハナ争いは内からヨアソビが制して2馬身のリードを取り逃げていく
800mを切った辺りでティアップリバティが3番手に位置を上げる、4番手に下がったディアマルコはやはり馬体重増が響いたか後退気味、佐原秀泰騎手もたまらず手綱を動かして反応を促す
後方の各馬も前に接近しようとするがここで苦戦を強いられる 24秒5のペースを嫌って先団から離れた各馬だったが、思ったより先団は苦しくなっておらずそれ故に前との差が縮まらない
前は3コーナーに向かう、ヨアソビとバーントシェンナを内からティアップリバティがあっさり交わして先頭に立った まるで大高坂賞の再現、これで主導権はティアップリバティに渡る
必死に後ろでもがいていたのはディアマルコ、だが勝負所で位置を上げ切れておらず、さらに4コーナーでズルい癖も出てしまい先団から離され、勝利争いから完全に脱落してしまった
直線に入って先頭はティアップリバティ、だがここで手応え鈍り突き抜けられない さすがに高知牝馬オールスター、一筋縄ではいかず後ろからは盛り返したバーントシェンナが猛追する
しかしバーントシェンナより後ろでレースを進め、直線ではその前に出ている、これで勝負は決していた 1馬身抜け出したティアップリバティが先頭でゴール板を駆け抜けたのだった
「久々だったのか4コーナーあたりから手ごたえが悪くなったんですけど、馬が押し切ってくれました。」シリーズ連勝を決めた赤岡修次騎手はティアップリバティの底力をこう振り返った
高知牝馬オールスターメンバーの集まったこの舞台で見事に勝ち切ったティアップリバティ、ここでも見せた強い競馬は、今シーズンの更なる飛躍を予感させるものだったのかもしれない

高知5R (準重賞)スピカ特別 4歳以上牝馬
1着 1 ティアップリバティ 赤岡修次 1:31.5
2着 4 バーントシェンナ 宮川実 1馬身
3着 3 ヨアソビ 西川敏弘 3馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f04%2f21&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180421&race=5
 
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895名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:15:00 ID:tfl
2018年7月9日 ヴェガ特別 1300m 天気:晴 馬場:不良

ティアップリバティの鮮やかな好位差しで幕を開けた2018年度のグランディールレディスシリーズ、それから2か月半ほどして、第2戦であるヴェガ特別の開催を迎えた
こと座を形成する星の中で最も明るい恒星であること座α(アルファ)星 これが“ヴェガ”であり、意味はアラビア語で「急降下する鷲」日本では主に七夕の織姫星として知られている
今年は西日本に甚大な被害をもたらした梅雨前線による大雨のため当初7月7日の開催を8日に延期、しかし同日未明に高知県に大雨特別警報が発表され再びの延期で9日開催となった
さて、レースはやはりディアマルコが中心とみられていた 前走のGRANDAME-JAPAN古馬シーズン・佐賀ヴィーナスカップで勝利し幸先よいスタートを切ったこの馬、
しかしグランディールレディスシリーズは3連敗中、地方競馬の古馬女王を目指すならば、地元での勝負付けも済ませておかなければならないところでの一戦となる

対抗格に推されたのは前回のスピカ特別で3着に入ったヨアソビ、近2走は成績振るわずも園田FCスプリントでは相変わらずの先行力を見せており、調子は維持できていると思われた

その他、近走低迷もついに前走のA組一般戦で復調を示す差し切り勝ちを挙げたキシュウマイウェイ、“グランディールレディスシリーズキラー”エルパンドール、
また高知優駿4着から参戦してきたヴァリヤンツリにバーントシェンナ、そしてディアマルコも併せて高知生え抜き牝馬第1・第2・第3世代による頂上決戦にも注目が集まっていた


前日まで続いた大雨とは打って変わって晴天の下、ヴェガ特別のスタートが切られた 横一線のスタートから勢い付いたヨアソビが先頭へ、2番手からヤマニンミネルバが続く
ディアマルコは手綱を押して3番手まで上がり、内からバーントシェンナが続く 中団に控えたのはキシュウマイウェイとヴァリヤンツリ、エルパンドールは離れた最後方から競馬を進めた
馬群は向こう正面へ、快調に飛ばすヨアソビの3馬身後方で3番手のディアマルコの佐原秀泰騎手は休まず手綱を動かす 1300mのスピード決戦、スピカ特別の様に遅れは取りたくなかった
その後からバーントシェンナ、キシュウマイウェイやヴァリヤンツリといった中団各馬も追い上げを開始し、3コーナーに向かってペースが上がっていく
ここで逃げていたヨアソビが捕まる、2番手のヤマニンミネルバが交わして先頭に立ったところを1馬身後方の外からディアマルコが捲ってくる 中団各馬は伸びあぐねておりやって来ない
4コーナーでようやく控えていたヴァリヤンツリやルナマティーノが追ってくるがもう時すでに遅し、前はディアマルコとヤマニンミネルバの叩き合いになって直線を迎えた
直線入り口でディアマルコが前を捉え切る、ヤマニンミネルバが必死に食い下がって残り100m、3番手争いが先行馬と追い込み馬で大激戦になるがこの2頭には迫れない
ラスト50mで食い下がっていたヤマニンミネルバをディアマルコが完全に振り切る、そして1馬身のリードを広げて先頭でゴール板を駆け抜けた
「早いのが居たので外を回したのですが、短い距離ながら頑張ってくれました。」苦戦が続いたこのシリーズで手にした4戦ぶりの勝利、ディアマルコの底力を佐原秀泰騎手も褒め称えた
ようやくグランディールレディスシリーズ2勝目を手にしたディアマルコ、これで地元での勝負付けを済ませ、意気揚々と3連覇のかかる兵庫サマークイーン賞へ向かっていったのだった

高知5R (準重賞)ヴェガ特別 3歳以上牝馬
1着 8 ディアマルコ 佐原秀泰 1.22.7
2着 5 ヤマニンミネルバ 上田将司 1馬身
3着 3 ウインレナータ 西森将司 2馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f07%2f09&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180709&race=5
896名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:20:00 ID:tfl
2018年10月27日 ミラク特別 1400m 天気:晴 馬場:重

スピカ特別はティアップリバティ、ヴェガ特別はディアマルコとレースごとの最有力候補が順当に制してきたグランディールレディスシリーズ、年内の開催はミラク特別が最後となる
アンドロメダ座を形成するアンドロメダ座β(ベータ)星、これが“ミラク”であり、意味はアラビア語で「ベルト」アンドロメダの腰の位置にβ星があることからこの名がつけられた
さて、2018年度のシリーズはどのレースも最有力候補と目される強い存在がおり、このミラク特別も例外ではなく単勝オッズ1倍台の人気を集めた馬がいた
ここまで5戦連続連対中、2走前のB組選抜特別を7馬身差圧勝し、前走の室津川特別では強豪キープインタッチにタイム差なしの2着と健闘を見せたジュンハーツである
鞍上はひっきりなしに変わるものの今回は2走前に勝利を手にした永森大智騎手のタッグで挑むということで、準重賞制覇への期待が高まっていた

対抗と見られたのはこちらも5戦連続2着と安定感を誇るヤマニンミネルバだった かなり惜敗が続いているが、準重賞やA組選抜での2着は高い評価を得ていたといっていいだろう
だがクラス降級で挑んだ前走のC1選抜特別戦でも2着ということで負け癖がついていないかというのが懸念されたが、先行してしぶとい終いの脚には逆転の可能性も十分にあった

また復帰2戦目の上昇期待のスピカ特別2着馬バーントシェンナ、最内枠から末脚に懸けるベラトリックス特別馬ハルノフェスタ、先行策から鋭い末脚光るルナマティーノも一発を狙った


レースのスタート、内からルナマティーノが好スタートを切るも外からヤマニンミネルバ、バーントシェンナ、ジュンハーツの3頭が被せて先団を形成していく
中団からはウインレナータが上がっていく構えで続き、後方からはハルノフェスタとキシュウマイウェイが脚を溜める競馬を選択した
1000mは24秒4と有力先行馬がやり合ったこともありやや速いペース、それでもヤマニンミネルバは思い切って単騎逃げに持ち込む、それをバーントシェンナが2番手で追う形に
向こう正面に入ってバーントシェンナが後退し始める、これを見たジュンハーツはヤマニンミネルバに楽な競馬をさせじと早仕掛けを行い3コーナーで前に並びかけた
この2頭から後方は6馬身ほど離れてしまいこれでヤマニンミネルバとジュンハーツで一騎打ちの態勢に、4コーナーでジュンハーツが僅かに前を交わして先頭に立って直線へ
激しい競り合い続いてラスト200m、ジュンハーツが抜け出しにかかるがヤマニンミネルバも全く譲らない、さすがはディアマルコに食い下がった粘り脚とあってここも必死に食い下がる
ラスト150m、ここで態勢が変わる 早仕掛けの分ジュンハーツの手応えが鈍り始めたのだ 理想は勝負所で前を交わして突き抜けたかった、だがそれができず苦しい競馬となってしまった
こうなれば風向きはヤマニンミネルバ、ここまで食い下がってきた粘り脚が活き、再び盛り返し始める そしてラスト100m、ついにジュンハーツを交わして再び先頭に立つ
もうジュンハーツに前を交わし切る手ごたえはない 勝利への執念が生み出した勝負の二枚腰、ヤマニンミネルバが先頭でゴール板に飛び込んだ
「いつもヤマニンミネルバで2着、3着どまりだったので勝ててよかったです。」主戦ながら惜敗の続いたヤマニンミネルバとのタッグでようやく掴んだ勝利に、上田将司騎手も笑顔を見せる
激闘続いた2018年のグランディールレディスシリーズ、今年最後のシリーズ競走・ミラク特別はヤマニンミネルバの勝利で、華やかにその幕を下ろしたのだった

高知5R (準重賞)グランディールレディスシリーズ ミラク特別 3歳以上牝馬
1着 6 ヤマニンミネルバ 上田将司 1:32.0
2着 7 ジュンハーツ 永森大智 クビ
3着 10 ウインレナータ 西森将司 3馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f10%2f27&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20181027&race=5
 
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897名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:22:02 ID:tfl
続いて夏~秋のディアマルコ遠征戦線回顧、読売レディス杯→秋桜賞→レディスプレリュード→JBCレディスクラシックの順でお送りします
898名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:30:00 ID:tfl
2018年8月14日 金沢競馬場・GRANDAME-JAPAN古馬シーズン 第36回読売レディス杯 1500m 天気:晴 馬場:良

さて、ここで総集編の舞台は一旦高知競馬場から他地区に移る 下半期の他地区の競馬場で高知競馬と関係があるものと言えば、やはりディアマルコの遠征路線だろう
第1戦の佐賀ヴィーナスカップ、第2戦の兵庫サマークイーン賞と連勝を収めたディアマルコ、但しまだ油断はできない
最終戦・レディスプレリュードのエクストラポイントによっては、優勝争いを一気にひっくり返される可能性があるからである
そのためにディアマルコは5歳シーズンで初めてのローテーションを使う 兵庫サマークイーン賞から金沢・読売レディス杯へと駒を進め、ポイント加算を狙いに行ったのだ
レースの歴史は2018年で36回目となかなか長いこの競走、2017年は高知のヤマニンミネルバが3着に入る健闘を見せたレースでもあり、それ故にシーズン3勝目の期待も高まっていた
初めてとなる金沢の舞台、しかも1500mという短距離戦でもマイル戦でもない微妙な距離で、ディアマルコはどういった戦法を取っていくのかが注目される
レース前のポイント数は30ポイント、優勝争いへ食い下がる道営のジュエルクイーンを振り落とし悲願のGRANDAME-JAPAN総合優勝を果たすために、ディアマルコは本馬場へと向かった

対抗格と見られたのは鞍上に赤岡修次騎手を迎えた新進気鋭な大井生え抜きの4歳牝馬エースウィズ、また地元金沢からは前走のレースを圧勝したプリモガナドールが参戦、
そして前走の佐賀ヴィーナスカップで3着に入った兵庫のスターレーンも鞍上に吉原寛人騎手を迎えて出走、逃げ馬らしくやはりこの馬が今年のレースのカギを握るのか


レースのスタート、スターレーンとディアマルコが好スタートを切って先団へ向かい、逆にエースウィズは勢い付かず位置取りで少しもたつく形に
そしていきなり展開が大きく動く、ハナを取りたかったスターレーンと同じく前に行きたかった金沢のサノココがやり合い、先頭集団が馬群から離れていく
向こう正面に入って先頭に立ったのはスターレーン、ここから更に逃げていく態勢を取り、縦長になった馬群を引っ張っていく
この展開で苦しむ馬がいた、ディアマルコである 勝負所で気を抜く癖のあるこの馬には馬群が縦長に広がる展開は誤算、これでは捲りも決まらずただ前が垂れるのを願うしかない
しかしスターレーンは鞍上の絶妙なペース配分に導かれて怪訝なく逃げる 実はこの競馬は陣営の作戦通り、レース後にスターレーンの須田靖之オーナーが明かしたところによると、
「ディアマルコが一番苦手な競馬をさせようと思って」これが作戦の理由だった ディアマルコより外枠を引いたことで、まず負かせられると考えていたのだ
「逃げるつもりでした。でも、1500メートル戦では他馬にどんどんスピードに乗って行かれて、後手に回ってしまいました」佐原秀泰騎手はレース序盤をこう振り返る
有力な先行馬が外枠にいて、ディアマルコは3枠と内側、元々先行馬ではあるが卓越した先行力は持っていないディアマルコにとって、このような展開は辛かった
もがき苦しむディアマルコは勝負所で勝利争いから脱落、前は直線に向かい、完璧な作戦遂行からスターレーンが逃げ粘るもエースウィズがそれを交わし切ってゴール板へ飛び込んだ
「こういう展開になるとモタモタする」苦しい競馬の末ディアマルコはなんとかの4着、5ポイントを獲得して合計を35ポイントとしたが、後続のポイント猛追を振り切れる差ではない
初めての金沢で訪れた試練、しかし落ち込んではいられない 予定通り名古屋・秋桜賞へ向かい、レディスプレリュードを前に女王の座を盤石なものとしなければならないのだから

金沢11R (重賞)読売レディス杯 3歳以上牝馬
1着 4 エースウィズ(大井) 赤岡修次 1:34.7
2着 6 スターレーン(兵庫) 吉原寛人(金沢) 1/2
3着 9 プリモガナドール(金沢) 青柳正義(金沢) 1.1/2
4着 3 ディアマルコ 佐原秀泰 1.1/2
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f08%2f14&k_raceNo=11&k_babaCode=22
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kanazawa&date=20180814&race=11
899名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:35:00 ID:tfl
2018年9月11日 名古屋競馬場・GRANDAME-JAPAN古馬シーズン 第12回秋桜賞(SPⅠ) 1400m 天気:雨 馬場:重

真夏の金沢で味わった今年のGRANDAME-JAPAN古馬シーズン初の敗戦 しかしそれでも陣営は前を向き、予定通り秋桜賞へと駒を進めた
シーズンの合計を35ポイントとして迎えたGRANDAME-JAPAN古馬シーズン終盤戦、ディアマルコは3年連続の挑戦であり、過去には4着、2着とあと一歩のところで勝利へ手が届いていない
ちなみに秋桜賞が行われる約2週間前、水沢競馬場・ビューチフルドリーマーカップでジュエルクイーンが勝利を収めシリーズポイントを25としたという情報も入った
何度も言うが最終戦のレディスプレリュードにはエクストラポイントがあり、地方勢が好走を収めれば大量のポイントを獲得できるシステムがある
2016年、最終戦の好走なくして総合優勝の可能性がなかったトーコーヴィーナスが中央勢相手に2着の激走を果たし総合優勝を成し遂げたことが、ジュエルクイーンにもできないとは限らない
ディアマルコが最終戦を前にしてGRANDAME-JAPAN古馬シーズンの総合優勝をより確実なものにできる条件は、ここでの好走、あるいは勝利である
佐賀・兵庫・金沢・名古屋と西日本を駆け回った高知の女傑にとっての正念場 ただここは静かに、佐原秀泰騎手と共にゲートに入っていく

レースの中心に推されたのは読売レディス杯を勝利した大井のエースウィズだった 鞍上も変わらず赤岡修次騎手、ここで勝利すれば一気に30ポイントと総合優勝争いに割って入れる
だが最大の懸念とされたのが馬体重、金沢→名古屋の移動で一気に-12kgも落としていた 大井ではこの馬体重で走れてはいたものの、当日の調子の悪さは赤岡騎手も馬上で感じていた

その他、牝馬ながら名古屋の牡牝馬混合重賞で好成績を上げる地元のポルタディソーニ、浦和・桜花賞の2着以来の実戦も能力が評価された浦和のアンジュキッス、
そしてここにもスターレーンの姿はあった 古馬シーズンをひた走る兵庫の強豪牝馬で、ここでも高い先行力でレースをかき回す“台風の目”となるのは間違いないと見られていた


ダートを打つ秋雨で馬場は脚抜きのいい重馬場の中、レースのスタートが切られた まずポルタディソーニが好スタートを切るも外からスターレーンとアンジュキッスが被せて先行する
エースウィズは外側を回って先団を見る5番手、これをマークするように内を回っていったのがディアマルコである
やはり展開はスターレーンが逃げて速い流れを作っていく、遅れまいとアンジュキッスがプレッシャーをかけていき、その3馬身後方ではディアマルコの手綱がひっきりなしに動く
向こう正面で後続が追い上げを始める ここで有力馬2頭に明暗が分かれた、内に回って位置を上げていくディアマルコに対し、外側を回り続けたエースウィズは手応えを失いかけていた
エースウィズは残り400mでもう防戦一方となり勝利争いから脱落、前にいたアンジュキッスも遠征と大外枠が応えたようで後退する、その内を突いて機を待つディアマルコ、
それは4コーナーで突然訪れた、3馬身のリードを広げて逃げ切り態勢のスターレーンを追って後続が一団となる、ここでディアマルコはまだ4~5番手の位置にいた
だが直線入り口で2番手にはディアマルコ、しかも馬群を抜け出しにかかっていたのである “砂上の匠”佐原秀泰騎手の手綱が冴えた瞬間だった
勝負所で気抜き癖を出させないよう馬群に入れておき、4コーナーを通過するところで一気に最内から馬群を抜き去る これで十分な手応えを保ったまま、2番手で直線に入れたのだ
依然スターレーンは3馬身のリードを保っていたが、これではもうディアマルコとスターレーンは鷹と鳩のようなもの 200mの直線を目いっぱい使って、ディアマルコが襲い掛かる
そしてラスト20m、ついにスターレーンにディアマルコが並び、交わした 鞍上のテクニックと馬のパワーが生んだ勝利への1分28秒、ディアマルコが先頭でゴール板を駆け抜けた
「今回はビッシリと(攻め馬を)やりましたから、やっぱり行きっぷりが違いましたね。」コンビの技で勝利を掴んだ佐原秀泰騎手は爽やかな表情でインタビューに応えた
シーズン3勝目、50ポイント獲得のゴールイン 真夏の試練を乗り越えた強靭な精神力と高い実力に鞍上の好騎乗で、ディアマルコは女王の座を確実にさせ、大井の夜へ向かっていった

名古屋11R (重賞)第12回秋桜賞 3歳以上牝馬
1着 2 ディアマルコ 佐原秀泰 1:28.6
2着 11 スターレーン(兵庫) 岡部誠(愛知) 1,1/2
3着 3 ラミアカーサ(兵庫) 川原正一(兵庫) 3馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f09%2f11&k_raceNo=11&k_babaCode=24
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=nagoya&date=20180911&race=11
 
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900名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:37:50 ID:tfl
佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞、秋桜賞・・・3つのGRANDAME-JAPAN対象レースを制し、ここまでの合計を50ポイントとしたディアマルコが、ついに最終戦へ駒を進めた
大井競馬場・レディスプレリュード、ディアマルコはこれが3年連続3回目の挑戦であり、今年はGRANDAME-JAPAN古馬シーズン総合優勝を懸けての挑戦となる
ちなみにGRANDAME-JAPAN全路線での1シーズン最高ポイントは2015年2歳シーズンのモダンウーマンが記録した50ポイントで、ディアマルコは完走すればその記録が更新できる位置にもいた
長いシーズンだった、佐賀ヴィーナスカップは辛くも勝利を手にし、兵庫サマークイーン賞は圧勝もその疲労で読売レディス杯は4着惨敗、切り替えて向かった秋桜賞で見事な優勝劇、
3年連続で挑み続けてきたGRANDAME-JAPANの舞台、今年はその結晶ともいえる走りをし続け、シーズン3勝を挙げた 誇り高き女王の座に、ディアマルコは登り詰めようとしていた
ブラックビューティ、クラトイトイトイ、トーコーヴィーナス・・・苦汁を舐め、泥を浴びてもなお前を向き、戦い続けた“夜空の女傑”が“夜空の女王”になる時がやってくる
まずは無事に完走を、そして今年のゴールとなる秋の淀へ、ディアマルコと佐原秀泰騎手は、並みいる強豪たちと共に、ゲートインを迎えた


大井競馬場に集まった大観衆の視線の先で、レディスプレリュードのスタートが切られた ここで見事にディアマルコが好スタートを切って先頭に向かう
しかしそこに地元大井のニシノラピートが立ちはだかる 五分のスタートから気合をつける的場文男騎手、内枠の利を活かしてコーナーへ向かっていくとさすがにディアマルコは2番手へ
3番手から強豪中央勢が、2017年のJBCレディスクラシック2着馬プリンシアコメータ、2016年の全日本2歳優駿馬リエノテソーロが地方勢2頭を追いかける
レディスプレリュード初挑戦の時と同じく、先行策を取っていく あの時からはがらりと変わったメンバーを従えて走るディアマルコに、佐原秀泰騎手はどんな感情を抱いただろうか
女傑の意地を見せて向こう正面までは2番手で踏ん張っていたディアマルコ、しかし勝負所でついに後方に下がっていってしまう、だがまだ勝負は終わらない
先行していた中央勢のリエノテソーロがほとんど同じタイミングで下がり始めたのである 勝利を争うプリンシアコメータとブランシェクールの叩き合いの後ろで、もう一つの火花が散っていた
勝利争いでもないのに8着を激しく競り合う2頭、その意味は“意地”という他なかった 中央勢の貫禄見せたいリエノテソーロとGRANDAME-JAPAN古馬女王のプライド懸けるディアマルコ、
そして8着でゴール板に飛び込んだのは、ディアマルコだった リエノテソーロを退け、GRANDAME-JAPAN全路線通して歴代最多となるシーズン合計52ポイント獲得のゴールイン
「3歳のときも(永森)大智さんが乗った昨年も(GDJで)優勝できなかったので、やり遂げた気持ちがあります」ついに手にしたGRANDAME-JAPAN総合優勝、佐原秀泰騎手は笑顔だった
6月の佐賀ヴィーナスカップより4か月と7戦、やり遂げた、ついに手にした GRANDAME-JAPAN古馬女王の座を掴んだディアマルコの姿は、素晴らしく凛々しく見えた

大井11R 第15回レディスプレリュード(Jpn2) 3歳以上牝馬
8着 4 ディアマルコ 佐原秀泰 1:55.9
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f10%2f11&k_raceNo=11&k_babaCode=20
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=ooi&date=20181011&race=11
901名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:45:00 ID:tfl
2018年11月4日 京都競馬場 農林水産省賞典 第8回JBCレディスクラシック(Jpn1) 1800m 天気:晴 馬場:良

2017年3月、「JBCの魅力をより広く、多くのファンに伝えるため、訴求力の高いJRAの競馬場で実施を要請するべき」との理由で、初めでJRAの競馬場で開催が行われることが決定された
紅葉咲く秋の淀、そこで地方馬と中央馬が西日を浴びながらゴール板目指して疾走する・・・その舞台に立ちたいと願い、仕上げを行ってきた陣営は多くいたことだろう
それはディアマルコの陣営も、そしてファンも同じ 当日のパドックには、かつて福山競馬場でも使われていた佐原秀泰騎手の応援幕が張られ、その注目度の高さを思わせた
今年のJBCは中央開催のため地方馬は選定制、出走したのはフルゲート16頭に対して僅か4頭だった ブランシェクール、ラインハート、ジュエルクイーン、そしてディアマルコである
「GRANDAME-JAPAN2018・古馬シーズン総合優勝馬」という肩書きを背負い、京都競馬場の本馬場に入り西日を背に受けたディアマルコと佐原秀泰騎手、
福山競馬場廃止から5年が経ち、チーム福山としてディアマルコで中央競馬開催のJBCレディスクラシックという大舞台に立った陣営は、万感の思いでレースを見つめていたことだろう
またそれは所属としてディアマルコをJBCレディスクラシックへ送り出した高知競馬も同じである 苦しい時期を乗り越えて廃止の危機から脱し、2015年にはついに新馬戦を復活させ、
その第1世代であるディアマルコが大成しこの大舞台へ駒を進めた JBCレディスクラシックが第12レース、最終競走であることも素晴らしい偶然の様に思える
高知競馬&チーム福山、2つの意地が育て上げたディアマルコはまさに“一発逆転”の象徴というべき存在 そしてレースの出走馬を祝う生ファンファーレの下、ゲートインを迎えた


2018年のディアマルコが見せたドラマのエンディングレース、JBCレディスクラシックのスタートがついに切られた
7枠14番ゲートから飛び出したディアマルコ、ここも反応良くなかなかのスタートを切るも前に行こうとはしなかった その位置は1コーナーへ向かって、じわじわと下がっていく
あくまでも佐原秀泰騎手はディアマルコに自分のレースをさせようと、中央勢の速いペースにはついていかなかったのである 黒船賞の時と同じ、自分の競馬に徹する選択
道中は後方2番手と勝利を狙うのであればかなり苦しいポジションでレースを進めていく だがそれでもいい、ディアマルコが今年してきた走りを変わらずやればいいのだ
勝負所で一気に前のペースが上がっていく、ほとんど同じ位置にいた中央勢のファッショニスタが一気に先団へ接近していくのをディアマルコは静かに見守るだけ
4コーナーを曲がって直線に入った ディアマルコと佐原秀泰騎手が懸命に前を追う、ここで一頭を交わすことに成功した 初ダートがやけに応えたらしいカワキタエンカである
そして大井のラインハートにクビ差迫ったところでゴール板を迎えた GRANDAME-JAPAN古馬女王ディアマルコの挑戦は、15着という結果で幕を閉じたのだった
この結果を「大敗」「酷い負け方」と揶揄する人も当然いるだろう、事実、結果だけを見ればそれは合っている 地方競馬の古馬女王とは思えない負け方だったのも確か
しかし、ディアマルコにとって、陣営にとって、所属する高知競馬にとって、この15着は何物にも代えがたい“勲章”の15着だった
理由など、これまで歩んできたそれぞれの道のりを振り返れば明白だろう 弱小の地方競馬場にはたどり着けないと思われた、中央競馬の最高グレードの舞台で完走を果たしたのだから
ここに、2018年シーズンを戦い抜いた高知競馬所属のディアマルコとチーム福山陣営のドラマは幕を閉じた そして、また新たなるシーズンへ、次の戦いにも注目をしよう

京都12R 第8回JBCレディスクラシック(Jpn1) 3歳以上牝馬
15着 14 ディアマルコ 佐原秀泰 1:53.3
https://db.netkeiba.com/race/201808050212/
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※主は1005まで!次スレ誘導とかに使ってね

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