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高知競馬情報局 inおーぷん競馬板

893名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:05:00 ID:tfl
2018年1月28日 ベラトリックス特別 1400m 天気:曇 馬場:重

2011年に4つの牝馬限定による特別競走からなる“グランディールレディスシリーズ”が始まり、2018年で8回目の開催を迎えるこのシリーズ競走、
正確にはこのベラトリックス特別はまだ2017年度での開催なのだが、便宜上2018年を1年の区切りとしてここからシリーズの激戦を振り返っていくことにする
オリオン座を構成するγ(ガンマ)星、これが“ベラトリックス”であり、意味はラテン語で「女戦士」 砂を蹴り上げ覇を競う牝馬たちを表すには、実に言い得て妙なレース名である
今年のレースの中心に推されたのはディアマルコだった 昨年の同競走では2着を5馬身突き放す圧勝劇を披露、高知競馬所属牝馬の大将として、どんな競馬を見せるかに注目が集まった
また鞍上の佐原秀泰騎手も自身の地方競馬通算1000勝がかかった舞台、意気込みも強かったことだろう 悲願のGRANDAME-JAPAN総合優勝へ、陣営は今年のスタートダッシュを決めに来ていた

対抗格にはカラオケスナックが挙がった ここ最近で頭角を現し始めた新進気鋭の5歳牝馬で、走りや上がりタイムに圧倒的な力は感じられないが、B組選抜勝利などの実績が評価されていた

その他、“グランディールレディスシリーズキラー”エルパンドールや昨年のクラシック戦線でフリビオンと激戦を繰り広げたバーントシェンナ、
昨年のGRANDAME-JAPANにも挑戦し金沢・読売レディス杯3着の実績を残したヤマニンミネルバ、高い先行力を持つヨアソビ、赤岡修次騎手が鞍上のハルノフェスタも虎視眈々と一発を狙った


レースのスタート、やはりバーントシェンナが好スタートを切るも最内からカラオケスナックが制して先頭に立つ、そこにヨアソビやヤマニンミネルバにディアマルコが続いて先団を形成、
エルパンドールは中団で脚を溜める態勢を取り、ハルノフェスタはさらに後ろで一気を狙うポジションにつけて1コーナーから2コーナーへ、ここで早くも馬群が縦長になっていく
それもそのはず、1000m23秒9という速いペースが記録されたため、先行馬は仕方なくついていくもペースを見切った馬たちは遅れて中団から、或いは離れて後方からの競馬を取ったのである
縦長の馬群が3コーナーへ向かう、やはりここで逃げ馬カラオケスナックが後続に捕まった だが追撃するバーントシェンナとヤマニンミネルバもこのハイペースで手応えを失い捉え切れない
その後ろからはディアマルコが鋭く捲っていく、しかしこちらは4コーナーでズルいところを見せる癖が出て前を交わし切れず、これで先団は横一線の競り合いに
ここで中団や後方で脚を溜めていた馬たちが牙をむいた、勝負所で大外からエルパンドールが大まくりを仕掛け先団に急接近、直線手前でディアマルコを交わして先頭に立っていく、
直線に入ってエルパンドールが抜け出しにかかり、内からは盛り返すディアマルコで2頭の叩き合い、しかしその大外から、ホワイトブルーの勝負服が猛追してきた ハルノフェスタである
ラスト100m、3頭の追い比べから勝負所で脚を使っていたエルパンドールが後退、ディアマルコが先頭に立つもこちらは先行策を取っていたために手応えは良くなかった
ならば、後方にいたハルノフェスタが2頭を捉えられないはずはない 上がりの差はこの2頭に1.5秒から1.6秒差、赤岡修次騎手の手綱に導かれ、ハルノフェスタが先頭でゴール板を駆け抜けた
「うまくその(エルパンドールの)後ろで我慢できたので、最後の足になったと思います。」直線の叩き合いを赤岡修次騎手はこう振り返る
高知生え抜き第1世代はディアマルコだけではない、ハルノフェスタもいる 2016年の高知優駿でディアマルコに惜敗した雪辱を、1年半かけてこの大舞台で果たしたのだった

高知11R (準重賞)ベラトリックス特別 4歳以上牝馬
1着 4 ハルノフェスタ 赤岡修次 1:31.7
2着 11 ディアマルコ 佐原秀泰 1.1/2
3着 9 エルパンドール 三村展久 1.1/2
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f01%2f28&k_raceNo=11&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180128&race=11
 
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894名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:12:00 ID:tfl
2018年4月21日 スピカ特別 1400m 天気:晴 馬場:稍重

ハルノフェスタの見事な大外一気で幕を閉じた2017年度のグランディールレディスシリーズ、それから3か月後、今度は2018年度のシリーズが幕を開ける
おとめ座を形成する星の中で最も明るい恒星であるおとめ座α(アルファ)星、これが“スピカ”という名前で、ギリシャ語で「穂先」という意味がある
今年のスピカ特別には凄いメンバーが集まった ネームバリューのある牝馬が全て集まり、まさしく“高知牝馬オールスター”の様相を呈していた
その中でも注目を集めたのがティアップリバティ、今年初戦に選んだ大高坂賞で実績ある一線級の牡馬相手に6馬身差圧勝、そこから間は空いたものの、ここでも勝利の期待が高まる
昨年の高知県知事賞でも果敢に先行して3着と健闘するなど、新進気鋭と表現するには勢いが強すぎる男勝りな驚愕の5歳牝馬として高評価を得ていた

対抗格に推されたのはディアマルコ、前走の黒船賞では中央勢が刻む圧倒的なペースを見切って自分の競馬を展開すると、上がりタイム2位タイの38秒3を記録したことも話題に上がる
枠順も絶好の大外10番ゲートを引いて勝利へ視界良好とも思われたが、馬体重は+9kg 6月には遠征予定の佐賀ヴィーナスカップも控えているだけに絶好調ではなさそうだった

その他、圧倒的な勢いと強さでC3組から一気にA組まで駆け上がったキシュウマイウェイ、春に向かって復調気配を見せてきた快速馬ヨアソビ、
2017年のミラク特別で1番人気に推されたこともある末脚馬ウインレナータ、フリビオンのかつてのライバル・バーントシェンナも逆転を狙ってゲートインを迎えた


レースのスタート、ここは有力馬2頭で明暗が分かれる形となった 大外から好スタートを決めて先団に取り付いたディアマルコに対しティアップリバティは勢い付かず控える形となる
前はやはり好スタートを切ったバーントシェンナが先手を取り、そこへ快速活かしてヨアソビが2番手接近と想定された通りの展開へ、
3番手にディアマルコがつけると、その内からティアップリバティが前を睨む形で4番手に控える ウインレナータやキシュウマイウェイは後方集団で脚を溜める競馬を選択した
1000mは24秒5、前の2頭が多少やり合ったことでやや速いペースにはなったがまだ許容範囲といったところ ハナ争いは内からヨアソビが制して2馬身のリードを取り逃げていく
800mを切った辺りでティアップリバティが3番手に位置を上げる、4番手に下がったディアマルコはやはり馬体重増が響いたか後退気味、佐原秀泰騎手もたまらず手綱を動かして反応を促す
後方の各馬も前に接近しようとするがここで苦戦を強いられる 24秒5のペースを嫌って先団から離れた各馬だったが、思ったより先団は苦しくなっておらずそれ故に前との差が縮まらない
前は3コーナーに向かう、ヨアソビとバーントシェンナを内からティアップリバティがあっさり交わして先頭に立った まるで大高坂賞の再現、これで主導権はティアップリバティに渡る
必死に後ろでもがいていたのはディアマルコ、だが勝負所で位置を上げ切れておらず、さらに4コーナーでズルい癖も出てしまい先団から離され、勝利争いから完全に脱落してしまった
直線に入って先頭はティアップリバティ、だがここで手応え鈍り突き抜けられない さすがに高知牝馬オールスター、一筋縄ではいかず後ろからは盛り返したバーントシェンナが猛追する
しかしバーントシェンナより後ろでレースを進め、直線ではその前に出ている、これで勝負は決していた 1馬身抜け出したティアップリバティが先頭でゴール板を駆け抜けたのだった
「久々だったのか4コーナーあたりから手ごたえが悪くなったんですけど、馬が押し切ってくれました。」シリーズ連勝を決めた赤岡修次騎手はティアップリバティの底力をこう振り返った
高知牝馬オールスターメンバーの集まったこの舞台で見事に勝ち切ったティアップリバティ、ここでも見せた強い競馬は、今シーズンの更なる飛躍を予感させるものだったのかもしれない

高知5R (準重賞)スピカ特別 4歳以上牝馬
1着 1 ティアップリバティ 赤岡修次 1:31.5
2着 4 バーントシェンナ 宮川実 1馬身
3着 3 ヨアソビ 西川敏弘 3馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f04%2f21&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180421&race=5
 
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895名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:15:00 ID:tfl
2018年7月9日 ヴェガ特別 1300m 天気:晴 馬場:不良

ティアップリバティの鮮やかな好位差しで幕を開けた2018年度のグランディールレディスシリーズ、それから2か月半ほどして、第2戦であるヴェガ特別の開催を迎えた
こと座を形成する星の中で最も明るい恒星であること座α(アルファ)星 これが“ヴェガ”であり、意味はアラビア語で「急降下する鷲」日本では主に七夕の織姫星として知られている
今年は西日本に甚大な被害をもたらした梅雨前線による大雨のため当初7月7日の開催を8日に延期、しかし同日未明に高知県に大雨特別警報が発表され再びの延期で9日開催となった
さて、レースはやはりディアマルコが中心とみられていた 前走のGRANDAME-JAPAN古馬シーズン・佐賀ヴィーナスカップで勝利し幸先よいスタートを切ったこの馬、
しかしグランディールレディスシリーズは3連敗中、地方競馬の古馬女王を目指すならば、地元での勝負付けも済ませておかなければならないところでの一戦となる

対抗格に推されたのは前回のスピカ特別で3着に入ったヨアソビ、近2走は成績振るわずも園田FCスプリントでは相変わらずの先行力を見せており、調子は維持できていると思われた

その他、近走低迷もついに前走のA組一般戦で復調を示す差し切り勝ちを挙げたキシュウマイウェイ、“グランディールレディスシリーズキラー”エルパンドール、
また高知優駿4着から参戦してきたヴァリヤンツリにバーントシェンナ、そしてディアマルコも併せて高知生え抜き牝馬第1・第2・第3世代による頂上決戦にも注目が集まっていた


前日まで続いた大雨とは打って変わって晴天の下、ヴェガ特別のスタートが切られた 横一線のスタートから勢い付いたヨアソビが先頭へ、2番手からヤマニンミネルバが続く
ディアマルコは手綱を押して3番手まで上がり、内からバーントシェンナが続く 中団に控えたのはキシュウマイウェイとヴァリヤンツリ、エルパンドールは離れた最後方から競馬を進めた
馬群は向こう正面へ、快調に飛ばすヨアソビの3馬身後方で3番手のディアマルコの佐原秀泰騎手は休まず手綱を動かす 1300mのスピード決戦、スピカ特別の様に遅れは取りたくなかった
その後からバーントシェンナ、キシュウマイウェイやヴァリヤンツリといった中団各馬も追い上げを開始し、3コーナーに向かってペースが上がっていく
ここで逃げていたヨアソビが捕まる、2番手のヤマニンミネルバが交わして先頭に立ったところを1馬身後方の外からディアマルコが捲ってくる 中団各馬は伸びあぐねておりやって来ない
4コーナーでようやく控えていたヴァリヤンツリやルナマティーノが追ってくるがもう時すでに遅し、前はディアマルコとヤマニンミネルバの叩き合いになって直線を迎えた
直線入り口でディアマルコが前を捉え切る、ヤマニンミネルバが必死に食い下がって残り100m、3番手争いが先行馬と追い込み馬で大激戦になるがこの2頭には迫れない
ラスト50mで食い下がっていたヤマニンミネルバをディアマルコが完全に振り切る、そして1馬身のリードを広げて先頭でゴール板を駆け抜けた
「早いのが居たので外を回したのですが、短い距離ながら頑張ってくれました。」苦戦が続いたこのシリーズで手にした4戦ぶりの勝利、ディアマルコの底力を佐原秀泰騎手も褒め称えた
ようやくグランディールレディスシリーズ2勝目を手にしたディアマルコ、これで地元での勝負付けを済ませ、意気揚々と3連覇のかかる兵庫サマークイーン賞へ向かっていったのだった

高知5R (準重賞)ヴェガ特別 3歳以上牝馬
1着 8 ディアマルコ 佐原秀泰 1.22.7
2着 5 ヤマニンミネルバ 上田将司 1馬身
3着 3 ウインレナータ 西森将司 2馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f07%2f09&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20180709&race=5
896名無しさん@おーぷん:2019/01/10(木)21:20:00 ID:tfl
2018年10月27日 ミラク特別 1400m 天気:晴 馬場:重

スピカ特別はティアップリバティ、ヴェガ特別はディアマルコとレースごとの最有力候補が順当に制してきたグランディールレディスシリーズ、年内の開催はミラク特別が最後となる
アンドロメダ座を形成するアンドロメダ座β(ベータ)星、これが“ミラク”であり、意味はアラビア語で「ベルト」アンドロメダの腰の位置にβ星があることからこの名がつけられた
さて、2018年度のシリーズはどのレースも最有力候補と目される強い存在がおり、このミラク特別も例外ではなく単勝オッズ1倍台の人気を集めた馬がいた
ここまで5戦連続連対中、2走前のB組選抜特別を7馬身差圧勝し、前走の室津川特別では強豪キープインタッチにタイム差なしの2着と健闘を見せたジュンハーツである
鞍上はひっきりなしに変わるものの今回は2走前に勝利を手にした永森大智騎手のタッグで挑むということで、準重賞制覇への期待が高まっていた

対抗と見られたのはこちらも5戦連続2着と安定感を誇るヤマニンミネルバだった かなり惜敗が続いているが、準重賞やA組選抜での2着は高い評価を得ていたといっていいだろう
だがクラス降級で挑んだ前走のC1選抜特別戦でも2着ということで負け癖がついていないかというのが懸念されたが、先行してしぶとい終いの脚には逆転の可能性も十分にあった

また復帰2戦目の上昇期待のスピカ特別2着馬バーントシェンナ、最内枠から末脚に懸けるベラトリックス特別馬ハルノフェスタ、先行策から鋭い末脚光るルナマティーノも一発を狙った


レースのスタート、内からルナマティーノが好スタートを切るも外からヤマニンミネルバ、バーントシェンナ、ジュンハーツの3頭が被せて先団を形成していく
中団からはウインレナータが上がっていく構えで続き、後方からはハルノフェスタとキシュウマイウェイが脚を溜める競馬を選択した
1000mは24秒4と有力先行馬がやり合ったこともありやや速いペース、それでもヤマニンミネルバは思い切って単騎逃げに持ち込む、それをバーントシェンナが2番手で追う形に
向こう正面に入ってバーントシェンナが後退し始める、これを見たジュンハーツはヤマニンミネルバに楽な競馬をさせじと早仕掛けを行い3コーナーで前に並びかけた
この2頭から後方は6馬身ほど離れてしまいこれでヤマニンミネルバとジュンハーツで一騎打ちの態勢に、4コーナーでジュンハーツが僅かに前を交わして先頭に立って直線へ
激しい競り合い続いてラスト200m、ジュンハーツが抜け出しにかかるがヤマニンミネルバも全く譲らない、さすがはディアマルコに食い下がった粘り脚とあってここも必死に食い下がる
ラスト150m、ここで態勢が変わる 早仕掛けの分ジュンハーツの手応えが鈍り始めたのだ 理想は勝負所で前を交わして突き抜けたかった、だがそれができず苦しい競馬となってしまった
こうなれば風向きはヤマニンミネルバ、ここまで食い下がってきた粘り脚が活き、再び盛り返し始める そしてラスト100m、ついにジュンハーツを交わして再び先頭に立つ
もうジュンハーツに前を交わし切る手ごたえはない 勝利への執念が生み出した勝負の二枚腰、ヤマニンミネルバが先頭でゴール板に飛び込んだ
「いつもヤマニンミネルバで2着、3着どまりだったので勝ててよかったです。」主戦ながら惜敗の続いたヤマニンミネルバとのタッグでようやく掴んだ勝利に、上田将司騎手も笑顔を見せる
激闘続いた2018年のグランディールレディスシリーズ、今年最後のシリーズ競走・ミラク特別はヤマニンミネルバの勝利で、華やかにその幕を下ろしたのだった

高知5R (準重賞)グランディールレディスシリーズ ミラク特別 3歳以上牝馬
1着 6 ヤマニンミネルバ 上田将司 1:32.0
2着 7 ジュンハーツ 永森大智 クビ
3着 10 ウインレナータ 西森将司 3馬身
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f10%2f27&k_raceNo=5&k_babaCode=31
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=kouchi&date=20181027&race=5
 
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