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転生ドラマ小説「ニホンちゃん」

1名無しさん@おーぷん:2014/11/16(日)18:45:09 ID:gAwPQMADt()
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

●かつての目次+ログ 現在紛失中。
 1~1095話 http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
●イラスト倉庫
http://page.freett.com/nihon_chan/
●PIXIVのイラスト
http://www.pixiv.net/tags.php?tag=%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
過ぎた雑談などはkomeでお願いします↓(画像は艦これスレからお借りしました)
http://img.open2ch.net/p/gameswf-1414682898-382.png
荒しはスルーしましょう。
全てのネタに関しておーぷんですが、全年齢板なのでお色気以上はpixivなどでお願いします。
旧の過去作品を転載する際は[再]をつけましょう。
55ニホンちゃん住人 :2014/12/03(水)07:47:06 ID:A01
「多分だけれど」
「はっきりしないじゃない、とにかくズボ
ンをはいてない」
「そのことはあんた的にはなのね」
「駄目なのよ」
こう言うのです。
「ちょっとね」
「ううん、そう言われるとね」
「ちょっとね」
ブルガリアちゃんに続いてニホンちゃんも
言うのでした。どうにも微妙なお話になっ
てきたので。

「どうかしら」
「毛がズボンじゃ」
「動物だとね」
「そうじゃないの?」
「違うの、そこは」
はっきりと言うポーラちゃんでした。
「だからズボンはズボン」
「それでなの」
「このぬいぐるみも」
「それをはかないと」
どうしてもというのです。
「駄目じゃない」
「それじゃあ」
ニホンちゃんがポーラちゃんにこう言いま
した。
56ニホンちゃん住人 :2014/12/03(水)07:48:45 ID:A01
「このぬいぐるみに」
「ズボンはかせよう」
「そうしたこと言ったら」
それこそなのでした。
「どのぬいぐるみもよね」
「そうよね」
ブルガリアちゃんも他の皆もニホンちゃん
の言葉に頷きます。
「それこそ」
「皆ズボンはかないと」
「シガの間のひこにゃんとか?」
ブルガリアちゃんはここで日之本家のこの
愛すべきゆるキャラを出しました。

「ふなっしーも、チバの間の」
「どの子もね」
「ズボンはくの?」
「そうなるの?」
「まあそれはね」
少し言葉が弱くなるポーラちゃんでした。
「とにかく、そのぬいぐるみはね」
「ズボンはかないと駄目なの」
「そう、そうしよう」
「どうなるのかしら」
「ちょっと微妙ね」
ニホンちゃんも他の皆も返答に困りました、
ちょっと今回は妙にこだわるポーラちゃん
でした。
57ニホンちゃん住人 :2014/12/03(水)07:49:17 ID:A01
海外メディアの20日付記事によると、ポーランド中部のTuszynで
は、上着しかきておらず、性別も不明という理由で、「クマのプーさん」
が現地の子供用の遊園地に現れることを禁止しているという。

報道によると、デザインだけを見ると、「クマのプーさん」は、赤い上着
しか着用していない。そしてくまのプーさんの名前「ウィニー・ザ・プー」
の「ウィニー」とは通常女の子につけられる名前だが、「クマのプーさん」
のアニメでは吹き替えは男ばかりだ。

当局の報道官によると、「クマのプーさん」は上着しか着ておらず「半裸」
状態であり、子供に適さない。ポーランドでは、クマのおもちゃは頭から足
まできちんとした服装をしているという。

地方議員は「クマのプーさん」の性別を問題にしている。「クマのプーさ
ん」がズボンを履いていないのは、性別が不明という証拠だという。
ttp://news.infoseek.co.jp/article/xinhuaxia_53230
58#>〖壁〗( ´・ω・)つおーぷんな2ch :2014/12/03(水)12:20:59 ID:iqk
保守速報 ‏@hoshusokuhou 20分20分前
保守速報 : やまもといちろう氏「化け物だと思ってました。辻元清美女史とリベラルの復権その他で対談をしたんですが、話が噛み合いませんでした」 http://hosyusokuhou.jp/archives/41612439.html
59[凸]◆eWReLKxkZd5E :2014/12/03(水)23:07:55 ID:t42
>>53-57
ヽ( T∇T)ノ 書き込みありがとうございます。

ぬいぐるみの性別や服装にそこまでこだわるとは・・・
「電球一個を取り替えるのに~ 」とジョークにされる訳ですね。

>>58
コメントにもあるけど辻元清美は国会議員だから質問がおかしい思う。
その後の記事もネットは嘘ばかりと印象付けるようなやり取りですし、
なぜ今の時期に?という違和感を感じました。
60#>〖壁〗( ´・ω・)つおーぷんな2ch :2014/12/04(木)00:03:23 ID:tge
>>59
すまない…派手に誤爆していたorz

場違い過ぎて恥ずかしい………………...
61[凸]◆eWReLKxkZd5E :2014/12/04(木)00:14:19 ID:ANh
>>60
コレ関係ですね
韓国国会、本会議で「ヘイトスピーチ」根絶要求決議を採択 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/141203/wor1412030009-n1.html
62#>〖壁〗( ´・ω・)つおーぷんな2ch :2014/12/04(木)00:22:04 ID:tge
>>61
うん。そうなんだ。
他にもいろいろあるんだが…まぁ、このスレでは小説化せんとなwww

チェックはしてるから、みんな頑張ってくれー。
あでおすノ
63【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2014/12/04(木)00:23:07 ID:IIQ
>>61
しゃべつニダ!きゃべつニダ!とわめき散らすカンコ君が見えたきがしたw
64[凸]◆eWReLKxkZd5E :2014/12/04(木)00:34:46 ID:ANh
>>62
あでおすノシ

>>63
第1話から再掲載したほうがわかりやすいな・・・
65[再] :2014/12/04(木)22:30:39 ID:ANh
第41話「プラモデル」 ①

いま、クラスではプラモデル作りが流行っています、みんなは作ったプラモの見せあいっこをしています。
「ゲルマン君のプラモは頑丈だなあ」
「マカロニ君のはかっこいいね?」
特に手先の器用なニホンちゃんのプラモは細かい所までよくできていると評判でした。
もちろんカンコ君はおもしろくありません
「ウリにだってあれぐらいはかんたんニダ、でもウリはプラカラーを持ってないニダ、ニホンに借りるニダ作り方も教えてもらうニダ?」
さっそくそのニホンちゃんを家に呼びました、ですが半分ほどできたところで。
「もういいニダ、あとは自分でできるニダ」
「そんな・・・仕上げが一番大事なんだよ」
「うるさいニダそれくらいケンチャナヨ精神でなんとかなるニダ、とっとと帰るニダ」
(全部教えてもらうなんて冗談じゃないニダ、これはウリが一人で作った事にするニダ、あっはみだしたニダ、ケンチャナヨ?)
66[再] :2014/12/04(木)22:31:27 ID:ANh
第41話「プラモデル」 ②

次の日、カンコ君は早速学校にプラモを持っていきました。
「どうだ、これはウリが一人でつくったニダ、すごいだろ?ニダ!」
しかしみんなは
「なんだこれへったくそだな」
「ニホンちゃんを見習いなさいよ」
「あっ手が取れたぞ(笑)」
「アイゴ???(泣)」
ニホンちゃんは流石にかわいそうになって言いました
「大丈夫だよ、カンコ君初めてにしては良くできてるよ、これもらってもいい?」
「・・・・そ、そんなに言うならくれてやるニダ・・・」
ニホンちゃんは前からプラモを欲しがっていたザイニ君にあげようと思ったのです。
「ザイニ君、はいこれ」
「なにこれ?、こんな変なのいらないよ!」  ポイッ、グシャッ

床に落ちたプラモは原型をとどめていませんでした、ニホンちゃんはカンコ君になんてあやまろうかと思うと、また暗い気持になりました。



ちなみに、そのときのプラモです。
            淑玉ック

            /~ ̄ ̄ ̄~ヽ:
            /          \ γ⌒>、
        .     | '⌒`   '⌒ヽ   /ー'´  ヘ
          | \     /  |==ヾ?ー-==( ヘ
           |  _ < _ >        ノ,j  ==/ヘヘヘ
          |  ー───⌒0 ノ>    〃ア⌒>、 _,,-?--、
           i´《0\⌒/    ~ //,==、 ||( /ヾ、\,,===、, \___
        __,vr‐、ヾ、  ̄  />゙´ (、__,)ノ ||ヘヘi|///\\)   >´,,ッ'´
      _,/\\ノ \ーi iァ´/  _,,,=‐ヨ ヘー=、( (  〇 刀~|
    _∠≧\ \ノト=、\| |/=≡三三三三ヨ ヘノノ=ヽ ヽ、,,、 ノノ ノ
  ┌'´ ,,,,,-‐y⌒>\≡〕〕 ト=≡≡≡≡≡シ、ノY   \、 i/|〉  ,/
 (( / /=( /ヽ  ?、(⌒ヽ    _,-ーイ 人__,-、  ゙ー| |i?''´
  Y | /  : ゙'',,))   \、゙=? ̄ ̄__|/ //i|    V
   \ (  _,,,,;;;(,ノ三=_  ゙ー〕=ニ二二  \// ノ
    \コ「 |;;/  ~~==、/ー「γ‐、|| 〉ー=_/ イ
      !ヘ(        トー| ((__ノ|| ,-?= ヘ/^ヽ
      ヽ、>    __,/ ヾヽL__ノ / O?=‐-、 |
67[再] :2014/12/08(月)23:22:00 ID:KXM
第221話「X-FILE ① アイゴーのままに わがままに僕は君だけを謝罪しる」

皆さんは将来どんなお仕事をしたいですか?コックさん、お花屋さん、消防士さん、お巡りさん、先生。
皆さんはこの仕事はどんなことをするか知っていますよね。でも特殊部隊って仕事しってるかな?
『SWAT、ナイト・ストーカーズ、デルタフォース、ネイビーシール、グリーンベレー、リーコン・・・。COOL~!』
こんなお仕事がしたいと思っているアメリー君。アメリー君の血が騒ぐのか特殊部隊や警察が大好きです。
SAS、707、スペツナズ、SATもいいですがやはり国産にこだわりたいところ。
クラスのみんなもトラブルを解決したがっているアメリー君を十分承知しています。あっ誰かがやってきました。

<;`Д´><「ウリは3日以内に死んでしまうニダ。」   ヤレヤレ
ヒー     「落ち着いて説明するんだ      」>(゜へ゜)

<;`Д´><「ど、ドッペルゲンガーを見たニダ。」    リアリー
ニダ !    「ドッペルゲンガー!         」Σ(゜□゜;)

<;`Д´><「ニホンの部屋にもう一人ウリが・・・」    ok !
help !   「わかった。君を信じよう。      」>(゜へ゜)

普段なら「覗きを白状したカンコ君。アイゴー!」で終わりでしたがドッペルゲンガーで頭が一杯なアメリー君は
不思議バカ一直線(FBI)状態。カンコ君の話を疑わずにニホンちゃんの家に一緒に向かいます。
向かう途中でアメリー君はドッペルゲンガーの情報をカンコ君に聞かせます。しかも途中から話はなんとなく
ずれていき、結果としては謎の組織がカンコ君の命を狙っているのではないか?という話になりました。
68[再] :2014/12/08(月)23:22:37 ID:KXM
第221話「X-FILE ② ぎりぎりチョッパリ」

アメリー君は決して人には話さないことをカンコ君に語り始めました。

   15フングライ
( ゜へ゜)∠「君の時間は盗まれたんだ!」          39ネン・・・
      「アイゴー!四次元的歴史の歪曲ニダ」><`Д´;>

   キャトルミューティレーション !
( ゜へ゜)∠「牛の変死体には血と内臓がないんだ!」   グルメニダ・・・
      「きっと無銭チゲ鍋をしたニダね    」><`Д´;>

   アブダクション !
( ゜へ゜)∠「体内に謎の異物が埋め込まれて・・・」     コネデシュウショク・・・
      「水槽のシュリにも盗聴器があったニダ」><`Д´;>

   ロズウエル !
( ゜へ゜)∠「エリア55への進入は不可能なんだ!」    ハンテンモン・・・
      「アイゴー!38度線みたいなもんニダね」><`Д´;>

ニホンちゃんの家につき二人は裏口から彼女の部屋に向かいます。アメリー君は「君が見たものはクローンだ。
そしてニホンちゃんはとりあってくれずに誤魔化すだろう」と言い、カンコ君も誤魔化すに激しく納得してます。
窓から二人はニホンちゃんの部屋を覗きました。ドキドキしながらの実力行使です。 「あああ!あれは!」
69[再] :2014/12/08(月)23:23:35 ID:KXM
第221話「X-FILE ③ ウルトラ ソウル!」

┏━━━━┓      ダーヤス ! 
┃( `.∀´)┃ ?<`Д´;>? (゜―゜; )? <「クローンはいないようだネ。でもこれは・・・」
┗━━━━┛           ケイチャン !
それは「モー娘。」の等身大のポスターが貼ってあるだけでした。しかし二人は「モー娘。」を知りませんでした。
二人は「なぜ?ニホンちゃんはカンコ君の女装のアイコラを引き伸ばし部屋に貼っているだ」と考えました。
「ガチャ」、部屋に人が入ってくる気配がします。ニホンちゃんが部屋に鼻歌交じりで入ってきました。
つづいて機嫌よく歌を唄いはじめました。歌に合わせ軽い振りもつけています。二人はニホンちゃんの
プライベートな行為を覗くということになってしまい、理由がわからない衝動にかられ逃げ出します。その時
ふと振り返るとニホンちゃんはあのポスターに向かって一生懸命踊っていました。
翌日、カンコ君はニホンちゃんをみると「肖像権の侵害ニダ!賠償と<略>」というわけでなく、モジモジしてます。
アメリー君は「エシュロン」で、あれがただの「アイドル」だとわかったので冷静です。モデルガンで遊んでます。

(;^▽^)  <#`Д´#>               ( ゜―゜) ;=-
   ヤダナ     モジニダモジニダ       ウチタイ   V
アメリー君はFBI捜査官には興味が薄くなりました。カンコ君はある方面に興味と理解を持ち始めました。
ニホンちゃんはしばらく面白いカンコ君が見れましたがそのうちいつものカンコ君にもどってしまいました。

( ・≧・) <「ほんとにモーオタですまなんだ。ってことでご勘弁。じゃっチャオー。」
  マカロニーノ,デス
73[再] :2014/12/15(月)05:14:36 ID:s7o
第132話「読んではいけない本」

カンコ君は、ニホンちゃんが読んではいけない本を
持っているという話を毒電波テレビで知りました。
「風紀が乱れる」と、カンコパパたちが騒ぎ立てたところ、
どうやらニホンパパたちは2ヶ所だけ修正をしたそうです。
思わずテレビに釘付けになった、カンコ君。
アナウンサーによると、【肝心な部分がまだ丸見え】なので、
カンコパパたちは引き続き修正要求をしているとのことでした。

肝心な部分って?もしかして発禁本か何かでしょうか。
妄想を押さえきれなくなったカンコ君は、コピー本専門店の
キョッポ、もとい、キョーボで万引きをしようと思ったのですが、
もし捕まって、ニホンちゃんに泥棒呼ばわりされたりするのは
死んでもアイゴーなので、学校の帰り道を狙うことにしました。

そしてカンコ君は下校中のクラスメートに次々と襲い掛かかると、
みんなの本を取り上げてしまいました。ニホンちゃんだけでなく、
チューゴ君、タイワンちゃん、アメリー君、フランソワーズちゃんも
被害にあいましたが、幸い、ベトナちゃんがただ一人無事でした。

パパもママも寝静まった夜。カンコ君は布団の中でご満悦です。
「ウヒヒヒヒ。パパも本当は好きなのに、ダメだなんて!
 どれから読もうかな?ウハハハハ。発禁本マンセー!」
カンコ君はベトナちゃんで、ちょっとだけイケナイ想像を
してしまいました。するとどうでしょう。唐辛子のように
小さいカンコ君のオチンチンが固くなってしまったのです。
こんなことは初めて…のはずはなく、いつものことです。
やっぱり歪曲はよくありませんからね。

カンコ君が奪ってきた本は色んな国の言葉で書いてあるけど、
ちゃんと読めるのかですって?心配ご無用。カンコ君はそういう
分野には、ものすごい力を発揮するのです。特に夜は尚更です。

そして夜が明ける頃には、カンコ君は立派な売国奴になって、
『イカンヨー(李完用)』って、パパとママを悲しませるのかな?
それとも…?!

さあ、禁断の夜の始りです。
74[再] :2014/12/15(月)05:14:57 ID:s7o
読んではいけない本・注釈
「帝國電網省」というHPより転載。

李 完用 I(Ri) Wan-yong 1885-1926
李氏朝鮮の政治家。大韓帝国首相(在任 1907-1910)。
1905年、学部大臣として乙巳条約に署名。
1907年、韓国統監・伊藤博文の推薦で、大韓帝国首相に就任。
ハーグ密使事件に際しては、高宗皇帝(徳寿宮李太王 在位 1863-1907)に
皇太子(純宗皇帝:昌徳宮李王 在位 1907-1910)への譲位を強要。
1910年、大韓帝国首相として「日韓併合条約」を締結した。
これ以後、「李完用」の名はコリアにおける売国奴の代名詞となったが、
近年、再考されつつある。
75[再] :2014/12/21(日)07:12:07 ID:9Iv
スレ主さん、引っ越すからあとよろしく
76【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2014/12/24(水)23:04:38 ID:zs0
>>75
乙ノシ
77ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:38:32 ID:6ar
   「ディアンドル最高」
アーリアちゃんは最近苦いお顔になっていることが
多いです、それはどうしてかといいますと。
「ねえ、今度僕とデートしようよ」
「うちでオペラ観ない?」
「サッカー楽しまない?」
マカロニーノ君がクラスの女の子にいつも通り声を
かけ回っていてです、その中でアーリアちゃんに声
をかけることが少なくなっているからです。
それで、です。無意識のうちに不機嫌なお顔になっ
ているのです。
それで、です。ニホンちゃんがアーリアちゃんにこ
んなことを言うのでした。ただしニホンちゃんはア
ーリアちゃんの気持ちには気付いていません。それ
も全く、です。

「何か最近マカロニーノ君に怒ってる?」
「あっ、い、いや。それはだ」
アーリアちゃんはニホンちゃんに言われてドキッ、
としたお顔になって応えるのでした。
「何というかその、ただあいつのまあ何だ、どうに
も女の子が好きでいい加減なところがだ」
お顔を真っ赤にさせて普段の冷静さを完全になくし
てあたふたとして応え続けます。
「全く困った奴だ」
「うん、マカロニーノ君だからって言えばそれまで
だけれどね」
クラスでニホンちゃんだけは気付いていないことで
あります。
78ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:39:16 ID:6ar
「困ったことよね」
「ま、全くだ。私に声をかければ無条件でいいと答
えるものをだ」
「何で無条件なの?」
「あっ、そのだ。つまりだ、怒ってやらなければな
らないからだ」
物凄く狼狽しつつ言うアーリアちゃんです、クラス
の皆、ニホンちゃんとマカロニーノ君以外はそんな
アーリアちゃんをやれやれといったお顔で見ていま
す、ですが。
エリザベスちゃんやフランソワーズちゃん、それに
ポーラちゃんといった娘達はです、どうにも微妙な
お顔になってです。

そのうえでアーリアちゃんを見てです、こうそれぞ
れ言うのでした。
「マカロニーノは確かに仕方のない子ですけれど」
「声をかけられて悪い気はしませんので」
「女の子のことわかっているからね」
三人共まんざらでない感じです、それで。
マカロニーノ君を見つつです、こうしたことを言う
のでした。
「マカロニーノは」
ここから先は三人共あえて言わないのでした、何だ
かんだ言われても結構人気のあるマカロニーノ君で
す。
そのマカロニーノ君に自分からは言えないアーリア
ちゃんを見てです
79ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:39:53 ID:6ar
ゲルマッハ君は皆にです、こう言いました。
「今度うちに来てくれ、バイエルンの間で麦ジュー
スを飲もう」
「あっ、十月フェスタ」
「それをするんだ」
「その季節だからな」
実に都合よくです。
「来てくれ、皆な」
「ソーセージ頼むね」
「あとアイスバインも」
「ジャガイモとザワークラフトも宜しく」
ゲルマッハ家と言えば、のお料理のリクエストも
受けてです。
ゲルマッハ君はここでフェスタを開くのでした、
そして。

ゲルマッハ君はアーリアちゃんにはです、こんな
ことを言いました。
「アーリア、君はだ」
「私も料理を作ってだな」
「そしてあの間の服を着てくれ」
「あの間のか」
「そうだ、あの服だ」
まさにあの服をというのです。
「わかったな」
「わかった、あの服か」
「そうしてくれ」
こうアーリアちゃんに言うのでした、そのうえで
フェスタの用意に入りました。そしてそのフェス
タの日に。
80ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:40:34 ID:6ar
皆はバイエルンの間に入りました、見ればエリザ
ベスちゃんとフランソワーズちゃん、ポーラちゃ
んがそれぞれ奇麗に可愛く着飾っています、ただ
少なくともポーラちゃんはそうですが。
「二人共また古い服ね」
タイワンちゃんが二人を見て言います、見ればエ
リザベスちゃんは赤いかなり大きなカラーのある
ドレスでフランソワーズちゃんはスカートのとこ
ろが大きく膨れ上がってウエストを締めたドレス
です。
そのドレスの二人を見てです、タイワンちゃんは
二人に言ったのです。
「何かねえ」
「いいのでしてよ」
これが二人の返事でした。

「今回はこれでマカロニーノゲットですわ」
「そうしますわ」
「やれやれね、まあ別にいいけれどね」
見れば皆それぞれお洒落をしています、ニホンち
ゃんも奇麗な着物姿です。
その着物姿のニホンちゃんを見てです、タイワン
ちゃんもこう言うのでした。
「あたしはあたしでバカンコとかのけてニホンち
ゃんを、と・・・・・・んっ!?」
ここで皆アーリアちゃんがお部屋に来たのを見ま
した、すると。
そこにいたアーリアちゃんの服装はといいますと。
それは。以下次号。
81ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:41:33 ID:6ar
      「ディアンドル最高Ⅱ」
アーリアちゃんの服装はです、今回は。
胸が大きく開いた白いブラウス、そしてその上
にもう一枚袖なしの赤いボディスを着て、です。
長い緑のスカートに多めにギャザーが入った青
のエプロンを着けています。靴は黒で踵がヒー
ルみたいになっていて可愛いお花の飾りがあり
ます。見ればエプロンの結び目は左に置かれて
います。
そのアーリアちゃんの服を見てです、皆おおっ、
となっています。
「ああ、ディアンドル」
「その服なんだ」
「そ、そうだ」
出て来たアーリアちゃんはお顔を真っ赤にして
います。

そのうえで、です。アーリアちゃんは皆のとこ
ろにいるマカロニーノ君のところに来てです、
お顔を少し右にそらせて視線もそちらにやって
です。そのお顔を真っ赤にさせたまま言うので
した。
「ど、どうだ。私の今の服は」
「うん、似合ってるよ」
笑顔で応えるマカロニーノ君でした。
「とても可愛いよ」
「そ、そうか。可愛いか」
やっぱりお顔を真っ赤にさせてマカロニーノ君
からそらしたまま応えるアーリアちゃんでした。
「私が可愛いか」
「とてもね」
また答えたマカロニーノ君でした。
82ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:42:15 ID:6ar
「いいじゃない、ディアンドル姿」
「だといいが。それならだ」
「それなら?」
「わ、私とだ」
物凄く必死に言うアーリアちゃんでした。
「今日はその、ダンスの時も飲んで食べる時も
だ。そうだ、私も結構作ったからそれを、その、
つまり、つまりだ」
「?アーリアちゃんまた何かおかしくなってな
い?」
今回も全く気付かないニホンちゃんです。
「どうしたのかしら」
「ま、まあそれはね」
タイワンちゃんがそのニホンちゃんに応えます。

「何てことないから」
「そうなの?」
「そう、だからニホンちゃんはあたしとね」
さりげなくニホンちゃんをキープしようとする
タイワンちゃんでした、カンコ君がそこで強引
に割って入ろうとしています。
ですが今回この娘達はメインじゃないのでここ
までで。アーリアちゃんはマカロニーノ君に本
当にです。
耳まで真っ赤にさせてです、何とか必死に言う
のでした。
「私と、ずっと。い、いや。御前ががいいのな
らだがな」
中々言葉が進んでいません。
83ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:42:57 ID:6ar
「一緒に、その、その」
「その?」
マカロニーノ君がいい加減首を傾げさせたとこ
ろで、です。不意にです。
アーリアちゃんの背中を誰かがとん、と押して
でした。アーリアちゃんはバランスを崩してし
まって。
「きゃっ!?」
アーリアちゃんとは思えないお声をあげて、で
す。マカロニーノ君の方に倒れ込んでしまいま
した。
ですがマカロニーノ君がそこにいましたので。
彼がアーリアちゃんを受け止めてあげました。

そのうえで、です。アーリアちゃんを抱き止め
ている姿勢でそっと耳元で言いました。
「大丈夫かな」
「う、うむ。済まない」
アーリアちゃんもマカロニーノ君に抱きついて
いる姿勢になっています。
「助かった」
「じゃあさ、今日はこうして一緒になったから」
「だから」
「一緒にいよう、ずっとね」
マカロニーノ君からの言葉でした。
「そうよう」
「い、いいのか」
アーリアちゃんは心臓をドキドキとさせながら
応えました。
84ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:43:53 ID:6ar
「その、私と今日は一緒で」
「あれっ、それこそ僕達は物心ついた頃から一
緒じゃない」
ゲルマッハ君を入れて三人で、です。
「だからいいじゃない」
「そ、そう言ってくれるのか。ならだ」
アーリアちゃんは驚いているやらほっとしてい
るやらといったお顔で、です。
マカロニーノ君に応えてでした、こう応えまし
た。
「今日はずっと一緒にいよう」
「アーリアのお料理も食べさせてくれるかな」
「も、勿論だ」
本当に嬉しそうなアーリアちゃんです。

満面の笑顔でそれでいて今にも泣きそうなお顔
で、です。マカロニーノ君に言うのでした。
「ではな」
「うん、一緒に踊って飲んで食べようね」
「今日はずっと一緒にいるぞ」
マカロニーノ君からそっと少し離れて彼の右手
を両手で包み込む様にして言うアーリアちゃん
でした、そしてです。
この日二人はずっと一緒にいて楽しむのでした。
アーリアちゃんのディアンドル姿はマカロニー
ノ君と踊るその時もとても可愛くてしかも奇麗
でした。
後は余談があります。
85ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:45:11 ID:6ar
     「ディアンドルは最高余談」
アーリアちゃんはそのディアンドル姿でこの日は
ずっとマカロニーノ君と一緒です、ですが。
アーリアちゃんの背中を押した人は誰か、その人
が大ジョッキの中の麦ジュースをとても美味しそ
うに飲みつつゲルマッハ君に言うのでした。
「ったくよ、世話が焼けるな」
「君が動くとはな」
「アーリアも本当に奥手だからな」
それで、というのです。
「ちょっと乱暴にさせてもらったぜ」
「いや、実際マカロニーノも気付いていない」
身近なことには気付かないタイプみたいです、
マカロニーノ君も。

「そしてアーリアはあの通りだ」
「奥手だからな、いざって時は動けないからな」
「あそこで君がああしないとな」
「どうしようもないな」
「だからだ。感謝している」
こうロシアノビッチ君に言うのでした。
「お陰で今日のアーリアはずっとマカロニーノ
と一緒だ」
「本来なら俺達五人が全員でフォローしてやら
ないといけないんだけれどな」
ここでは苦笑いになるロシアノビッチ君でした。
「ところがな」
「あの四人はな」
ゲルマッハ君も言います。
86ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:45:57 ID:6ar
「どうしてもな」
「エリザベスもフランソワーズもマカロニーノに
まんざらじゃねえしな」
「アメリーとチューゴはだ」
「あいつ等がそんなこと出来るかよ」
そっと二人の仲を進めてあげることはです。
「間違ってもな」
「二人はそうしたことは無理だ」
「困った時のニホンちゃんもな」
このクラスの常ですが。
「こうした話はな」
「全く縁がない」
このことはニホンちゃん以外のクラスの誰もがわか
っていることです。

「だからだな」
「必然的にな」
「君がだな」
「そうさ、まあ俺は俺でベトナちゃんと踊るか」
何気に今回のパートナーを見付けているロシアノ
ビッチ君でした。
「御前はどうするんだ?」
「僕はここで二人を見守っておく」
マカロニーノ君とアーリアちゃんをです、見れば
マカロニーノ君はいつも通り朗らかでアーリアち
ゃんがその横でお顔を真っ赤にしたまま一緒にい
ます。その二人を親友、そしてお兄さんとして見守
るというのです。
87ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:46:41 ID:6ar
「そうする」
「そうか、じゃあな」
「礼としてだが」
「いいさ、ジュースにソーセージ貰ってるからな」
それはいいと言うロシアノビッチ君でした、そして
麦ジュースをとても美味しそうにごくごくと飲み続
けるのでした。
そしてです、今回溢れた三人はといいますと。
まずポーラちゃんはです、自分のお家の衣装を着て
そうして無二のパートナーであるリトアニアちゃん
と一緒にいてです。
そうしてです、そのうえでにこにことして踊ってい
ます。

「じゃあ今日もね」
「うん、一緒にね」
この二人は平和です、ですが。
残るエリザベスちゃんとフランソワーズちゃんはで
す、それぞれ今回最初からロシアノビッチ君に問題
外とされていた二人に声をかけるのでした。
「仕方ありませんわね、ではチューゴ。お相手に選
んで差し上げますわ」
「こうなればアメリーで我慢して差し上げますわ。
感謝しなさい」
「うわ、何でこうなるあるか」
「すげえとばっちりだYO」
大の苦手の二人にそれぞれ指名されてそれでうわ、
となっているのでした。
88ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:47:22 ID:6ar
そして主役の娘はといいますと。
タイワンちゃんがキープした筈ですがここにいつも
通りいつもの人が乱入してきてでした。
そうしてです、ニホンちゃんと楽しく踊ろうとして
いたタイワンちゃんに言うのでした。
「ええい、ウリがニホンと踊ってやると言っている
ニダ!」
「何でそうなるのよ」
「ニホンが誰にも相手にされないから仕方なくウリ
が相手をしてやると言っているニダ!」
これまたいつもの理由付けです。
「だからニダ!」
「あたしがいるじゃない」
タイワンちゃん負けていません。

「あんたは適当にやってなさいよ」
「適当にやるのは御前ニダ!」
ニホンちゃんを挟んで言い合う二人でした、ですが
その二人の間のニホンちゃんはどうかといいますと。
「ううんと、じゃあタイワンちゃんと踊った後はカ
ンコ君とね」
「結局いつもこうなるのよね」
「本当にいつもの展開ニダな」
二人もニホンちゃんの気付いていないことが丸わか
りの言葉には脱力です。
「まあそれじゃあね」
「今回はそれで我慢してやるニダ」
こう言うしかありませんでした、今回の主役二人の
舞台裏はこんな感じでした。
89ニホンちゃん住人 :2015/01/02(金)23:48:19 ID:6ar
ttp://matome.naver.jp/odai/2137061465132296101
ディアンドルって?
ディアンドル(Dirndl)とはドイツ南部のバイエルン州からオーストリアの
チロル地方を中心に着用される女性用民族衣装です。
もともとはアルプス山地の農家の女性の衣装が広まっていったものだそうです。
民族衣装の例に漏れず日常的な着用はされていませんが、五月祭やオクトー
バーフェストなどのお祭りの際に広く着用されています。
以前は古臭いものとして、お祭りの際も若い人は好んで着用していなかった
ようですが、近年は現代風のデザインの物が多く出回り、人気が出てきてい
ます。
デパートや街中にも専門店があったりするそうなので、着物のような扱いで
しょうか。夏祭りで着る浴衣くらいの気軽さでしょうね。
90[再] :2015/01/03(土)07:55:50 ID:ZeZ
書き込んでくれてありがとうございます
読んでいて”それは。以下次号。”となった時!?となりましたが、続きがあってよかったです。
ゲルマッハ君、ロシアノビッチ君が男前ですね。ダンスの組み合わせも絶妙です。
感想がいまいちですいません。長編お疲れ様でした。
91【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2015/01/03(土)13:44:08 ID:dR7
( ゚∀゚)o彡゜ディアンドル!

イタリアーノ君男前wそしてエリザベスアンドフランソワーズの衣装w
ありがとうございました
92【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2015/01/03(土)18:37:52 ID:dR7
>>91
訂正、マカロニーノ君だた
93【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2015/01/04(日)23:21:46 ID:XRi
とっぷ・しーくれっと

キッチョム君はカンコ君の兄の引きこもりです。
怪しい首領様を崇めて自分の部屋から出てきません。
今の首領様は初代のクローンをベースにした人造人間で初代首領様にそっくりです。

「首領様はかっこいいニダねー」

どうみてもデ…もとい、とても体格の良すぎる男性なのですが、キッチョム君には別の物が見えているようです。

「首領様みたいになりたいニダ」

髪型と服は近づけたもののいまいちしっくりきません。
キッチョム君は首領様の写真に顔を近づけて細い目を見開いてじっくり観察しました。

「そうニダ!足の長さニダ!」

写真の中の首領様は顔でかのキッチョム君と違って八頭身で足が長かったのです。
キッチョム君はさっそくシークレットシューズを作りました。
これで首領様に近づけます。

「これでいいニダ」

鏡を見てほれぼれするキッチョム君。もっとよく見ようと鏡に近づき

ぐぎぃっ!

「アイゴー!!!!!」

足を押さえて転げまわるキッチョム君。
そう、キッチョム君の作ったシークレットシューズはサイズが合わない上に高すぎたのです。
キッチョム君のねじった足首が元に戻るのにはしばらく時間がかかりましたとさ。

一方同時期。
首領様もトップヘビーな体形が災いして足首が壊れ、ドック入りしていたそうな。

どっとはらい
94【ひらがなうぉっか】◆OPENTOUASc :2015/01/04(日)23:24:40 ID:XRi
元ネタは金正恩足首手術です。
糖尿だとか毒殺だとかシークレットシューズだとかいろんな噂がありましたが
ここでは一番ネタにしやすそうな説をとっています
95名無しさん@おーぷん :2015/01/16(金)03:36:10 ID:Q3L
ワロタ
96名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)00:36:15 ID:MkU
>>17
同志よ… 同じこと考えてました!
97再掲載 :2015/01/26(月)23:45:25 ID:hJ6
                「雨のMERODY」
 少し前のお話です。ゲルマッハ君やアーリアちゃんがやさぐれていてもうどうしようも
なかった頃のお話です。
「ほら、立てよ」
 二人は今日も紫苑ちゃんを苛めていました。
「ウッ、ウウッ・・・・・・」
 身体中痣だからけになった彼女は泣きながら床に倒れています。
「何でよ・・・・・・」
 彼女はその涙に濡れた瞳で二人に対して言いました。
「何で私ばかり苛めるのよ・・・・・・」
 そこに蹴りがきました。それは紫苑ちゃんのお腹を無慈悲に蹴りました。
「ガハッ・・・・・・」
 彼女はお腹を抱えて蹲りました。
「理由を聞きたいか?」
 彼女の髪を掴んで顔を上げさせます。そして黒い制服に身を包んだ二人は言いました。
「それは御前達の家族が前の喧嘩で我が家に不利になるようなことをしたからだ」
「そうだ、そしてそのせいで我が家は負けた。叔父様がそう言っておられた」
 そして再び紫苑ちゃんを殴り蹴ります。皆は怖くて何も言えません。
「しかし僕達だけ御前の相手をするわけにもいかない」
「そうだ、御前は呪われた家の子だ。皆に制裁を受けるべきなのだ」
 二人はそう言うと酷薄な笑みを浮かべました。
「おい、ポーラ」
 ゲルマッハ君はついこの前喧嘩で負かして子分にしたポーラちゃんに
対して声をかけました。
「な、何!?」
 ポーラちゃんは二人を怯える目で見ながら言いました。
「御前の家もこいつの家には色々と世話になっただろう」
「いい機会だ、御前もこいつを制裁しろ」
「えっ、けど・・・・・・」
 ポーラちゃんは二人を上目遣いで見ながらそれを拒絶しようとします。
しかし。
98再掲載 :2015/01/26(月)23:46:06 ID:hJ6
「嫌なのか?」
「まさか私達に反抗するつもりなのか?」
 二人はそう言うとポーラちゃんを睨みました。
 彼女はこの前二人にいきなり襲われやられたばかりです。その怖さは身に
染みています。反抗なぞ出来る筈もありません。
「それは・・・・・・」
 顔を下に俯けて何も言えません。
「わかった。御前もこいつを制裁するのに賛成なんだな」
「流石だな。では早速やってもらおうか」
「え、そんな・・・・・・」
 彼女はその言葉に呆然とします。そして床に蹲る紫苑ちゃんを見ます。
「お願い、止めて・・・・・・」
 彼女はもう口から血を漏らしています。そして哀願する目で彼女を見ます。
「・・・・・・・・・」
 彼女は動けませんでした。あんなふうになっている紫苑ちゃんを苛めたりする
ことは彼女の良心が許しませんでした。しかしそんな彼女の良心の呵責をもこの
二人は無残に踏み躙ったのです。
「そうか、ならいい」
「替わりに御前を制裁してやる」
 そう言うとポーラちゃんの方に歩み寄って来ました。
「あ・・・・・・」
 それを見てポーラちゃんは立ちすくみました。
「それは・・・・・・」
 ポーラちゃんはまだ答えられません。しかしそうしている間にも二人はあえてゆっくりと
近付いてきます。
「・・・・・・わかったわ」
 そして彼女は遂に負けてしまいました。紫苑ちゃんの方へ歩いていきました。
「そうだ、それでいい」
 二人はそれを見て笑いました。
99再掲載 :2015/01/26(月)23:46:43 ID:hJ6
「そんな、ポーラちゃん・・・・・・」
 紫苑ちゃんは床に蹲りながら彼女を見上げました。
「嘘だよね、嘘だと言って・・・・・・」 
 彼女は必死に哀願します。しかし。
「御免、紫苑ちゃん」
 彼女は拳を振り上げました。そして紫苑ちゃんを殴り蹴りました。
「こうしないと、こうしないと私がやられるの。あの二人に・・・・・・」
 そう言いながら拳を振り上げます。
「だから・・・・・・御免ね。許してね・・・・・・」
 彼女は泣いていました。けれど殴らずにはいられませんでした。紫苑ちゃんはそれを
受け床に蹲っていました。ゲルマッハ君とアーリアちゃんはそれを見て残酷な笑みで笑って
いました。
 そうした悪夢の日々からどれだけの歳月が流れたでしょうか。ゲルマッハ家を
支配していたナッチ会は崩壊し紫苑ちゃんは遂に自分の家を持つことが出来る
ようになりました。そしてポーラちゃんもゲルマッハ家の呪縛から解き放たれる
日がやってきたのです。
 しかし彼女は中々言えませんでした。紫苑ちゃんに酷いことをした庫とに対する
謝罪を。
「私が悪いわけじゃないもん・・・・・・」
 彼女は弱々しい声で言いました。
「あの二人が悪いんだもん・・・・・・」
 けれどその良心の疼きは誰にも止められるものではありませんでした。それは
いつも彼女の心を苛み続けていたのです。
「けれど・・・・・・」
 彼女はそれから逃れようとします。けれどその心には逆らえませんでした。
 ある雨の日彼女は紫苑ちゃんを訪ねました。紫苑ちゃんの家の家はその日は
彼女の家では珍しく雨でした。
100再掲載 :2015/01/26(月)23:47:08 ID:hJ6
「何か用?」
 彼女も昔のことは忘れてはいません。ポーラちゃんをジロリ、と睨みます。
「うん、あのね・・・・・・」
 彼女は勇気を出して口を開きました。
「えっと・・・・・・」
 ポーラちゃんは口篭もります。中々言えません。
 しかし勇気を出しました。思い切って言いました。
「御免なさい!」
 そう言って頭を深々と下げます。
「あの時貴女を苛めて・・・・・・。言い訳はしないわ。ただ・・・・・・。
御免なさい」
「・・・・・・・・・」
 紫苑ちゃんはそれを黙って見ていました。そしてゆっくりと口を開きました。
「いいのよ」
 普段の彼女からは思いもよらない言葉でした。
「えっ!?」
 ポーラちゃんはその言葉を聞いて思わず顔を上げました。
「あの時辛かったのは私だけじゃなかったわ。貴女も辛かったんだから。
そうした辛い過去を思い出すのはもう止めましょう」
 ポーラちゃんに対し優しい声で言いました。
「それよりも」
 彼女はそこで話を変えました。
「貴女に聞いて欲しい曲があるのだけれど」
「曲!?」
「そうよ。こうした日に聞くにはぴったりの曲かも。いいから
上がって」
 そう言ってポーラちゃんを家の中に入れます。そしてピアノが
置かれている部屋に案内されました。
「聞いてね、私の曲を」
 そう言うとピアノを弾きはじめました。
101再掲載 :2015/01/26(月)23:48:05 ID:hJ6
「あ・・・・・・」
 ポーラちゃんはその最初に響きだけを見てわかりました。それは
彼女の家の曲でした。
「あの時私を支えてくれた曲。貴女の家の曲よ」
「・・・・・・・・・」
 ポーラちゃんはそれを黙って聞いていました。
「人の心なんてね、恨みや憎しみに支配されてばかりなのよ。残念
だけれどそれから逃れることは簡単じゃないわ」
 そう言いながらピアノを引き続けます。
「けれどね、本当に素晴らしい芸術はそんな醜いものを全て打ち消して
くれるのよ。私はこの曲からそれを教わったわ」
「そう・・・・・・」
「今は私も憎しみからは逃れられない。けれど何時かは。だから・・・・・・。
ポーラ、私は貴女がしたことも忘れるわ。だから貴女も気にしないで」
「有り難う・・・・・・」
 ポーラちゃんはその席にしゃがみ込み泣き崩れてしまいました。紫苑
じゃんの目にも涙が浮かんでいました。雨の中二人をその清らかな旋律が
何時までも包んでいました。

 何時かは書きたいと思いながらもあまりにも陰惨な話なので書けなかった
お話です。女の子がいたぶられる話って苦手なんですよね。弱い者苛めって
結局は自分が本当の意味での弱い奴だからするものですし。
ttp://www.portnet.ne.jp/~kobe2pls/kyoto/porland.htm
ttp://www.mirai.ne.jp/~ittaka/frank.html
ttp://www.poland.or.jp/news/culture/culture_jp/Pianistajp.html
 こんなゲルマッハ君とアーリアちゃんも書きたくはなかったですが。しかし
そういった話なんですよね。人間というのは弱い生き物で時として弱者を苛み
自らを偉く思いたがる。醜い話ですが。
102再掲載 :2015/01/26(月)23:50:22 ID:hJ6
過去色々言われていた人の作品の中でも特に問題作じゃないかという作品をあえて再掲載させてもらいました。」
ドイツ兄弟も過去はこうした話があったんですね。
103名無しさん@おーぷん :2015/03/06(金)23:50:50 ID:hUh
委員会について情報を知ってるけれどリクエストあったらここで書くよ。
104名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)18:07:51 ID:36I
>>103
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転生ドラマ小説「ニホンちゃん」
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