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北条時行「どうすりゃいいんだ」

1名無しさん@おーぷん:2016/04/27(水)22:20:34 ID:7SQ()
本拠地、鎌倉で迎えた中先代の乱
育ての親諏訪頼重が自害、御内人も勢いを見せず惨敗だった
軍勢に響く部下のため息、日本中から聞こえる「北条氏は終わりだな」の声
無言で立ち去り始める部下達の中、中先代である北条時行は独り森の中で泣いていた
鎌倉幕府で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる御家人・・・
それを今の自分で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」時行は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、時行ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい土の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って出家の準備をしなくちゃな」時行は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、時行はふと気付いた

「あれ・・・?御家人がいる・・・?」
森の中から飛び出した時行目にしたのは、相模湾まで埋めつくさんばかりの軍勢だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように「いざ鎌倉」の声が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする時行の背中に、聞き覚えのない声が聞こえてきた
「時行、戦だ、早く行くぞ」声の方に振り返った時行は目を疑った
「す・・・時宗様?」  「なんだ時行、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・得宗様?」  「なんだ時行、かってにお父上を出家させやがって」
「泰時様・・・」  時行は半分パニックになりながら歴史書を開いた
1番:北条泰時 2番:北条経時 3番:北条時政4番:北条義時 5番:北条時頼 6番:北条時行 7番:北条政村 8番:北条長時 9番:北条時宗
暫時、唖然としていた時行だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「やれる・・・まだやれるんだ!」
諏訪頼重から太刀を受け取り、鎌倉へ全力疾走する時行、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

>>1352年、鎌倉を占拠する時行が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

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